朝まで漁師小屋の明かりとテレビはついていた。
海人にお礼を言って、暗いうちに船着き場を出発。
川を下るにつれて、海の様子が見えてきた。
長い防波堤に波が押し寄せていた。
カヤックを持って運べば、防波堤は越えられる。
漕ぎ、出ることを諦め、私たちはカヤックを運んだ。
少しでも、歩いてでも行かないと、進まない。行くしかない!
この先の港街、スマランで一旦撤収することを決めていた。
スマランから先に、この旅一番風が当たるであろう、難所があったからだ。
カヤックをたたみ、バスに乗ってバリへ移動しよう。
当初の予定では、ジャワ島からバリ島へ渡ったところで終了としていたが、
短縮した分、バリを漕いでまわってみよう。
遠く、先に見えていた突端を越えれば、風裏になる。
あとは南下すれば、スマランに着く。
疑いもせず、そう信じて、歩いていた。
途中で見つけたびっくり足跡。
人差し指が異様に長い!!
私の行く方向へ向かって、ずっとずっと歩いているようでした。
足跡の「本人」には会えませんでした~残念。
大きなクラゲ。
かの有名な、エチゼンクラゲ?
本物を見たことがないのでわかりません…
歩いている間も、村とトウモロコシ畑と養殖池が
交互に横を通り過ぎて行く。
人もちらほらいて、水牛に散歩をさせていたり、海岸で薪を拾ったり。
人がいると言うことは、村が近いと言うこと。
海岸には排泄物も多く、それを避けながら進むのでした。
一番奥:カヤックを引き歩く番頭。
手前の人:斧を片手に、巨木の切り出し中。薪にするのでしょう。
毛糸の帽子をかぶって、作業していた。
一番手前の小枝の山は、すべてトウモロコシの茎や葉。
収穫されたトウモロコシの、不要な部分はすべて川に流され、海へ到達。
一部歩くのが困難な程、浜が埋め尽くされていた。
自然のものは自然へ還る。
しかし、問題はビニールやプラスチック…。
このトウモロコシと同じように捨てられるため、
すべては川へ、海へ、大海へ。
海の色が茶色いこともあって、海へ出てしまったものは目立たないのだ。
水が無色になったら、どんな光景になるのか…
なんてことを、旅中、ちょっと考えてしまうのでした。





コメント
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こんな波に色にと感じながらも
かっこよく、凄いですね(写真は綺麗)
何れ細かく訊きたいのですが、旅の条件でもそのカヤックではトップスピードと安定性はどうなのですか?
また荷物の積み方、重量配分など知りたいのですが・・・(重いものは重心からも下とか後ろが良いとか)
カヤックの本など専門誌読めばいいのかもしれませんが、実践の声を
あ!先日番頭さんの特集の”カヌーライフ”手に入れましたよ(今頃ですが)
こちらにも積載や道具載ってましたね
もち西表島コースタル・ツーリングもですね
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>dondondendenさん
いつもありがとうございます。
FRPのものと比べると、スピードは落ちます。安定性はよいですが、ボリュームもあります。
荷物は、足下から前後に詰めます。
デッキに出しているのは、地図、コンパス、飲み物だけです。
漕いでいる間、足下にだいぶ水が入ったため、
ドライバッグもカヤックのフレームにぶら下げた状態で積載していました。
詳しくは、GSPのホームページで…
まだ掲載していませんが、追ってwebで番頭がレポートだします!