午後再び海へ。
村を横目に、先へ漕ぎ、進む。
大きな煙突のようなものが見えてきた。
村々には大きな建物がないため、よく目立つ。
近づくとまだ建設中の港だった。
夕方5時頃、この港を越えたところで上陸。
小さな屋根が2つ3つ見える。
数キロ離れた内陸には集落のようなものもあった。
おじさんを見つけて、八幡が話しかけた。
聞くと、おじさんはここで羊を追っているらしい。
屋根のひとつは羊のお家。
高床式なので、地面から出入り口に向かって、
竹で坂が組まれていた。
まわりは草地と、水田のようで、犬も2匹飼われていた。
この犬は安全だよ、とおじさんが言う。狂犬病のことだろうか。
屋根のひとつを貸してくれると言う。
この時期のインドネシアは雨期のため、朝や夕方にはよく雨が降る。
さっそく、その下にテントを張らせてもらった。ありがたい。
午後からかなり風が吹いたので寒く、
すぐに乾いた服に着替えた。
体の節々がうずき、ふらふらする気がした。
歯ブラシや目薬、日焼け止めといった
小物を防水ケースに入れていた。
この中に、万が一を考え体温計も入れていた。
出発して2日目、まさかこんなに早く使用することになるとは…
半信半疑で測ってみれば、驚きの38℃超え。
こんな熱は何年ぶりかと、自分に問う。
思い出すことも出来ぬまま、熱があるとわかったらもうだめだ。
横になり、もの凄い寒気とともに眠った。
しばらくして起きると、外で八幡がおじさんと話していた。
声と一緒に、焚き火の香りがテントの中に入ってくる。
夕飯を作らせてもらっているらしかった。
熱はあるが、食欲もある。
吐き気なし!頭痛なし!腹痛なし! よし◎。
食べることができていればまだ全然ダイジョブだ。と言い聞かせる。
こうして、初日の強制夜間航行に続き、
翌日の高熱に倒れ、旅は続いていくのです…


コメント
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>全然ダイジョブだ。
あ、その気持ちわかります。
ぜんぜん旅レベルは違うけど、38度の熱でシュノーケリングした時に、そんな風に思ったことが。
あ~、翌日が怖すぎる~、次の記事が楽しみで~す。
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何やら、色々ありますねぇ…
初カブトガニ!のお題を見て、食べたんだ~!と思い込みました(//▽//)
スミマセン
どうしても、カニ、て文字見るとねぇ…
私も、続きが気になります
楽しみにしてる雑誌の発売日を待ってるような気分です
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遠征の話、楽しみに読み始めたら・・、
初日、2日目といきなりのトラブルでしたね。
うーん、無事かえってきてるのはわかっていても
ハラハラします。
この先の話が気になりますね(^^;
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38℃でシュノーケリングしちゃ~いけないですよね(笑
私も海は入れば治るかも!とか思っちゃうんですよね…
前半戦、色々あり過ぎで、記憶に焼き付いているんです。
こんなに色々あること、ないですものね…この後も…あるんです。