チームミーティング
夜の時点で、天気予報は、予想していたものだった。
風は、北東7m。
波は、3メートルとなっている。
昨年の与那国遠征の状況より、若干悪い予報。
右斜め後からの波と風になる。
海上では共に、もう少し強くなる筈だ。
このメンバー、この状況では確実に行ける。
今回、ためらいはなかった。
この海を渡れなければ、この季節の沖縄は渡れないということになる。
前半20kmで、カヤックを自分達の思いどおりに動かせない場合、引き返す。
20km進むのに、3時間~4時間かかるだろう。
航行が無理だと判断したら、向かい風7メートルの海を、時速2km~3kmで戻る。
7時間程で宮古島の風裏に入れるはずだ。
これなら、暗くなる前に戻れる。
出発してからの判断は早めに、そして20km沖合いに差し掛かる前にすること。
「今回の課題は、横波と後からの波をどうかわすかです。もし、沈しても、沈脱しても焦らなくていいです。水温は暖かいので絶対死にません。ただ荷物は縛っておきましょう。流れちゃいますから。」
3艇なので、皆が声の届く範囲にいましょう、と話をした。
風が吹くと声が聞こえない場合が多い。
波が高いと、隣にいても見えなくなること多い。
日中でも、出来るだけ近くを漕ぐようにする。
そして早朝出発に備えた。


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