出発地 パグドプッド
フィリピンは、ルソン島北部に美しいビーチがあるという話を聞いた。
フィリピンに詳しい海洋コミュニケーションズの佐藤さんが言うのだから間違いないだろう。
写真でみれば、白砂のビーチが何kmにも伸びている。
ココヤシが立ち並び、太陽を避ける小屋が、いくつも建っているという。
「とても美しい場所なのに、日本人はほとんど来ません」
その話を聞いて、今回のスタート地点を、ここに決めたのだ。
5月29日に日本を発ち、マニラに入国。
マニラの日差しは強い。
石垣島から来たというのに、太陽から逃げたくなる。
車の往来が非常に多く、空気もあまりよくない。
これは、アジアの都市に共通することだろう。
シーカヤックで出国する為の、手続きを各省ですませる。
今回は、フィリピン観光省のサポートを頂き、
さらに現地のコーディネーターをお願いしているので、スムーズだ。
翌日、30日には、ルソン島北部の都市Laoagへ移動した。
ここで出発までの装備類、食料、水など、全ての準備をする。
6月1日、出発地であるパグドブッドへ移動した。
街から2時間ほどで、到着。
ビーチにそって、沢山のコテージが並んでいる。
「おぉ、綺麗だな」
聞いていた通り、白い砂とココヤシがビーチに伸びていた。
浜辺には、アウトリガーのついたエンジンつきカヌーが引き上げられている。
こちらでは、バンカーボートと言われていた。
地元の漁師が使うのだろう。
29日から3日間だけ、街に居たわけだが、やっぱり海がいい、と思った。
石垣島でも、自然の中にいる生活なので、
街の早い動きと、人の多さに疲れるのかもしれない。
明日、地元の人に情報を聞いてまわり、明後日 3日に出発だ。
6月2日 フィリピン観光省の協力を得て、地元の情報を聞いて回る。
漁師の声、地元サーファーの情報。
途中のビーチや街並みが素晴らしい。
マイライラ、というルソン島北面のビーチは、最高の海岸線だと思った。
白い砂に昔ながらの集落が並んでいる。
道路は舗装されていないが、綺麗に掃除されていた。
観光客が少ない場所には、美しい自然が残っているのだなぁ。
数日後に渡るバブヤン海峡を眺め、青い海と積乱雲。
いよいよ来たな、と嬉しくなった。
6月3日 出発の朝。
緊張して、眠れないことはなかった。
十分、睡眠をとって目覚める。
朝の6時から分割したカヤックを組み立てた。
今回は、ウォーターフィールドカヤックスのマリオンを
飛行機で運べるよう、特別に3分割で作ってもらったのである。
重量は増すが、激しい海での動きを知っているカヤックが一番だ。
過去の難所は、このマリオンで渡ってきたのだから。
はじめてカヤックを見た地元の人々は、驚いているようだ。
こんな船で、海峡を渡れるのか?と。
水は?食料は?トイレは?
皆、同じような素朴な質問を問いかけてきた。
装備類の確認作業を、順番にこなしていく。
出国手続きを終え、いよいよ出発。
今までは、静かな出発が多かったが、
今年は、沢山の人に協力頂いて見送られた。




コメント
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海とっても綺麗ですね。
いよいよ始まりですね。
分割カヤック、少し驚きです。
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写真付きはやっぱりいいね☆
携帯でみてるんだけど
空や海の蒼さが伝わってきます。
それに今回は今までより
現地の人々の気配多く
海の道の宿場なのかしらと感じてます
次回は海へ?楽しみ♪
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グレートシーマンプロジェクトのHPに旅の写真を、アップしています。見てみてください。
3分割マリオン、とてもよく動いてくれました。