8月8日 夜7時30分からはNHKで!

今、僕は西表島から石垣島をウロウロしながら
細々とガイドの仕事をしつつ暮らしておりますが、
今回、光栄ながらこの島々を紹介する番組で
案内役をさせて頂きました。

“美ら海”ドローン大航海~沖縄・八重山諸島~

 

(画像・NHK公式ホームページより)

この番組には、
本当に美しい八重山諸島の映像と、
そこに暮らす人の姿が描かれています。
(どちらもほんの一面ですが)

きっと、便利さを追求した都市生活によって
失われてしまった何かが映り込んでいるんじゃないかな…。

たまたまわたしが出演させて頂いてますが、
わたしはただの中年オジサン。
ピエロは横に置いておいてもらって、
自然と人の関りを見てみて欲しいと思います。

 

 

–以下長文失礼します–

この島々には、
自然の中で生きる人やそのコミュニティーが残されています。

そこには、サル時代以来ヒトが生きのびる上で得てきた、
特異な能力が色濃く発揮されていました。

人に手を差し伸べたり、助けてしまうこと。
「にぃにぃ、どっからね?(ちょいと兄さん、どこからやってきた人なの?)」
「これ食べたら良いさぁ」
見知らぬ人に声をかえてあげること。
お裾分けすること。
おしゃべりすること。
歌一つで赤子から年配者までまとまってしまうこと(踊りも!)。
生きること死ぬこと。
祭り、あの世とも繋がりをもっていること。
台風でスーパーから食べ物がなくなり、
停電になっても不平不満が起きないこと。
誰にでも訪れえる命の危機、その状態にさらされる前の時点で、
誰かしらがフォローし、最悪の事態を未然に防ぐこと。

島人のこうした振る舞いの背景には、
その土地に生まれ、その土地の物を食べることで生かされ、
生まれながらにして自分以外の誰かの為に生きる役割があるといった
目には見えない存在意義のようなものが、
個々の根っこにあるのだと感じています。
(当然、変わった方もどこにでもいますし、過剰に美化してみるものではありませんが)

そうした人間本来の営みを目の当たりにする度、
移住者である自分は、はっとさせられ、
少し嫉妬し(自分は出来てないことを思い知ららされ)、
自分もそうなりたいと思うのでした。
(これまた僕自身なかなか出来ていませんが…)

この番組は、八重山諸島の絶景を切り取ることが
大きなテーマの一つでもありました。

肩肘張らず、難しいこと言わず、わぇー綺麗!!
そんな素直な感動が少しでもあったなら
それだけで十分嬉しいのですが、
制作スタッフの皆さんの思いは、
その絶景の背後に自然の連なりや調和、
八重山諸島の人の営みを伝えたいというものを中心にして
撮影されていました。

そこから想像力を伸ばし、
八重山だけでなく、
暮らしている各々の土地で、
その足下にある自然や、地域で生きることなど、
何かしら考える切欠にしてもらえたら…
という願いもあったように思います。
(1時間の番組で表現するのはホント難しいみたい!)

今、八重山諸島は来島者が増え続け、空前の開発期。
その流れの中で、西表島は世界遺産登録を目指しています。

何が起きていて、どこへ向かうのか、
移住者ながら、島に住まわせてもらっている当事者として
向き合わなくてはいけない問題でもあります。

賛成反対という二項対立に入り込むのではなく、
どういう社会や暮らしを未来に続けていきたいのか、
子供達に残したいのか
無関心にならず、家の前の海で魚を頂きながら(‘◇’)ゞ
微力ながら僕自身も改めて考えていきたいと思いました。

皆さんも、美しい映像美の番組を見て一息してもらったら^^
自分の身の回りの自然や暮らし、ちょっと見まわしてみてくださいましー

過度に未来の不安にさらされることも無く、
周りの人達と楽しく暮らすことの鍵や、
自分達が主体者となって理想の町を作れたり、
理不尽な権力者の振る舞いにNOと言えたり、
水害、地震、津波、自然災害にも強い暮らしのヒントが
身近なところにあるかもしれません。

ということで、この旅を通して感じたこと
自分のメモとしても書き残しておきます。

あーだこーだ、また長文になってしまいましたが(汗
昨日、一足先に番組見たら、八重山ってホント綺麗じゃ…
書いてきた理屈ふっとびましたw

 

p.s.
番組変更があり、日程が海の日から8月へ変更となりました。
昨今の自然災害などもあり、
海の日、夜9時はニュースウォッチ9に変更とのことです。
一応、暫定で8月8日、夜7時半から、とのことです。
宜しくお願いします。

 

はちべー

 

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