宮古遠征 報告2 始まりのきっかけ

始まりのきっかけ

シーカヤックで120kmという距離を横断する。br /> 6名という人数で、この海域を人力で渡れるだろうか。
僕達をチャレンジに駆り立てた、ひとつのエピソードが残っている。

100年以上前、宮古島の漁師がサバニに乗って石垣島へ渡ったという話。
日露戦争時、日本へ向かうバルチック艦隊が、宮古島の東を北上。
島の人が、これを発見。
日本連合艦隊に知らせようとしたが、宮古島に電信局がない。
当時、石垣島へ行かなくては、報告を出来なかったのだ。
そこで、5名の漁師がサバニに乗り、120kmを15時間かけて荒れた海を渡った。

当時、現代の航海機器はない。
おそらく星と雲、風、太陽を見ての航行だったかと思う。
120kmを15時間という速さで漕ぎぬいたのは、驚くべき事実だ。
その偉業を称え、宮古島と石垣島に石碑が残っている。

先人が、渡った海。
僕は、同じように自分の腕で海を渡ってみたいと思った。
彼らが当時、出発地とした久松漁港をスタートすることにする。
到着地は、彼らと同じ石垣島の伊原間に上陸しよう。

この横断の目的は3つ。

1 過去から続く海と人の関わりを経験する  
2 シーカヤックの航行能力、安全性の証明
3 団体での外洋航海 (無伴走)

大袈裟な話ではない。
無謀をしようというものでもない。
自分達の命を守る為に、何が安全か、というものを誰よりも考えて挑もう。

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