出発前日
気圧配置を見る。
前線は台湾の北へ上がっていった。
すぐに南下してくることはないだろう。
等高線が、フィリピンと台湾の間にかかっている。
おそらく、今までの天候と同じような状況。
西風が予想される。
前線が日本の本州まで上がるのを待つか。
メリットは、じっくり確実な安定した天気を選べること。
デメリットは、長期戦になること。
この機会に出発をするか。
メリットは、心身ともに充実していてること。
デメリットは、未知の海に風がやや吹くこと。
出発の判断が、一番重要で、全てと言ってよい。
体の調子は万全だった。
6月3日に出発してから、1週間がたち
漕いだ距離は300キロメートル程。
フィリピンの気候と海に体はしっかり馴染んでいた。
疲れは残っていない。
バシー海峡の目安になると考えていたバリンタン海峡。
ここは、全てイメージどおりに進んだといってよい。
この海域の、うねりと海流を経験した。
やや強い西風の中の海も、見ることが出来た。
今回、迷いはなかった。
明日、出発しよう。


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